女性の体を健康にさせてくれる低用量ピル

女性は妊娠をして子供を産むための身体です。そのため、約28日周期で女性ホルモンの分泌量が変化し、妊娠や妊娠しなかったときには次に妊娠する機会を待っているのです。この女性ホルモンは女性に大きな影響を与えていて、生理が起こる前の気分の落ち込みやイライラ、過食や肌荒れなど心身の状態が変化する原因となっています。また、40代後半になると女性ホルモンの分泌量が減るため、更年期障害を引き起こす原因ともなります。女性の身体は女性ホルモンによって大きく変化しているのです。
女性ホルモンの分泌量の変化で起こる不調を整えてくれるのが、低用量ピルです。低用量ピルには合成された女性ホルモンが配合されていて、女性ホルモンの分泌量が変化することによって起きる女性の身体の不調を整える役割があります。具体的には少なくなってしまったものを低用量ピルを服用することで補ったり、低用量ピルを服用して血中の女性ホルモンの濃度を高くしておくことで、不調の原因となる女性ホルモンの分泌量を減らすという役割があります。低用量ピルと言えば避妊薬だというイメージが強いのですが、子宮内膜症やPMS、月経痛の改善、月経量を減らす、更年期障害の改善、ニキビの治療など、避妊以外にも多く病気や症状でも活用がされているのです。
日本国内では、子宮内膜症を伴う月経困難症の場合のみ、低用量ピルは健康保険が利用できます。その他の症状の場合でも産婦人科などで処方はしてもらえるのですが、全額自費での負担となってしまいます。低用量ピルの種類や病院によって費用は変わりますが、自費負担でも約1か月分が3000円程度から処方してもらうことができます。女性特有の不調があるならば、一度相談してみると良いでしょう。